歯周病治療を希望されて来院された患者さんの症例をご紹介します♪

来院時は、歯ぐきの腫れや出血があり、「歯ぐきの色が黒っぽくなってきた気がする…」と不安を感じておられました。お話を伺うと、長い間喫煙の習慣があるとのことでした。

実は、タバコは歯周病を悪化させる大きな原因の一つです🚬

タバコに含まれるニコチンは歯ぐきの血管を収縮させ、血流を悪くしてしまいます。すると、歯ぐきに必要な酸素や栄養が届きにくくなり、歯周病が治りにくく、進行しやすくなってしまいます。さらに、喫煙していると炎症のサインが出にくく、「気づいたときには重症化していた」というケースも少なくありません。

そこで今回は、歯周病の状態を分かりやすくお伝えし、タバコが歯ぐきに与える影響についても丁寧に説明しました。その結果、患者さんは「このままではいけない」と感じられ、歯周病治療と同時に禁煙に挑戦することを決意されました👏

そして見事、禁煙に成功されました😊

治療では、まず歯石や汚れをしっかり取り除き、歯周病菌を減らすことからスタートしました。通院を重ねるごとに歯ぐきの腫れや出血が減り、お口の中がスッキリしてきたのを患者さんご自身も実感されていました。

治療終了後、特に変化が分かりやすかったのが歯茎の色です✨

喫煙によって歯ぐきが黒く見えるのは、血行不良に加え、体が有害物質から歯ぐきを守ろうとして「メラニン色素」が増えてしまうためです。禁煙を続け、歯周病の炎症が改善することで血流が良くなり、メラニン色素の沈着も徐々に改善。歯ぐきは健康的なピンク色へと戻ってきました😊

患者さんからは

「歯ぐきの色が明るくなって嬉しい」

「禁煙して本当に良かった」

というお声もいただきました😊

歯周病治療の効果を高め、再発を防ぐためには、日々のセルフケアと定期的なメインテナンスがとても大切です🪥

当院では、患者さん一人ひとりに合わせた歯みがき指導やアドバイスも行っています。

これからも定期検診で通っていただき、健康な歯ぐきとお口の状態を一緒に守っていきましょう✨

「歯ぐきの色が気になる」「歯周病が心配」という方は、ぜひお気軽にご相談ください🙇‍♂️

すみむら歯科行橋クリニック 住村

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