本日は院長が、九州中央病院 歯科口腔外科・インプラントセンターの 佐々木匡理先生 のご講演に参加してまいりました👏

テーマは「上顎洞底挙上術(サイナスリフト)」という、インプラント治療においてとても重要な手術について。

ちょっと難しい名前ですが、簡単にいうと「奥歯にインプラントを入れたいけれど骨が足りないときに、上顎の空洞(上顎洞)を少し持ち上げて、そのスペースに骨を作っていく方法」です💡

実はインプラントをするためには、土台となる骨の厚みがしっかり必要です。ところが、歯を失って長い時間が経つと、顎の骨は自然に痩せてしまいます。特に上の奥歯の部分は、骨のすぐ上に「上顎洞」という空洞が広がっているため、骨の厚みが不足しやすい部位なんです。

そこで登場するのが、この「上顎洞底挙上術」。

上顎洞の底の部分を少しだけ持ち上げ、そのできたスペースに人工の骨補填材を詰めていきます。そうすると新しい骨ができ、インプラントを安全に埋め込めるようになるんです🦴✨

セミナーでは、実際の症例写真や手技の流れ、注意点などを詳しく教えていただきました。

例えば、「どのくらい骨の厚みがあればインプラントができるのか」「骨補填材の種類や性質の違い」「手術後の治癒経過のポイント」など、臨床で疑問に思うことを一つ一つ解説してくださいました。

もちろん院長も、普段の臨床で感じていた疑問をどんどん質問💭

正直、聞いていて少し初歩的かな…と感じるような質問もあったのですが、佐々木先生はひとつひとつをとても丁寧に、分かりやすく答えてくださいました。そのおかげで「ぼんやりしていた疑問」が一気にクリアになり、これからの診療にすぐ役立てられるヒントをたくさん持ち帰ることができました✨

セミナーに参加して感じたのは、やはり「学びに終わりはない」ということです。インプラント治療は日々進化し、技術も材料も更新されています。常に最新の情報を取り入れ、正しい知識と確実な技術を患者さまに届けるためには、こうした研修会に積極的に参加し続けることがとても大切だと改めて実感しました。

また、講義のなかで先生がおっしゃっていた「インプラント手術は技術だけでなく、術前の診断力がすべてを左右する」という言葉も強く心に残りました。CTでの骨の状態の確認、全身疾患や生活習慣の把握、患者さま一人ひとりに合わせた治療計画の立案――。どれも当たり前のようですが、だからこそ一つひとつを丁寧に行うことが成功への近道だと感じます。

今回のセミナーを通じて、院長自身も「もっと診断力を高めたい」「最新の手技を安全に取り入れていきたい」という強い気持ちを新たにしました🔥

当院ではこれからも、最新の知識と確かな技術を磨きながら、患者さまに安心して治療を受けていただけるよう努力を重ねてまいります✨

そして、ただ治すだけでなく「しっかり噛める喜び」「自分の歯のように使える安心感」を皆さまにお届けできるよう、スタッフ一同取り組んでまいります😊

学びの機会をくださった佐々木先生、本当にありがとうございました‼︎

これからの診療にしっかり活かしていきます💪

✍️ 最後まで読んでくださった皆さまへ

「インプラントに興味はあるけれど不安…」という方も、まずはお気軽にご相談くださいね💡

最新の知識と技術をもとに、分かりやすく丁寧にご説明いたしますので安心してお話しいただけます。

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