~令和6年度 歯科疾患実態調査より~

みなさんこんにちは。

今回は、6年ごとに行われる「歯科疾患実態調査(厚生労働省)」から、最新の令和6年度の結果をご紹介します。日本全体のお口の健康状態を知ることができる貴重な調査で、予防の大切さを再確認できる内容となっています✨

① 8020達成率が過去最高💕

「8020運動」とは、“80歳になっても自分の歯を20本以上残そう”という国の取り組みです。20本あればほとんどの食べ物をしっかり噛んで楽しむことができ、健康寿命にもつながります。

今回の調査では、なんと 61.5%の方が8020を達成

前回より10%も増加し、過去最高を記録しました🎉

小児期からのむし歯予防、定期健診の浸透、歯周病治療の進歩などが大きく影響していると考えられます。

「長生き」だけでなく「自分の歯でおいしく食べられる」という幸せが、確実に実現できる時代になっていますね🥢✨

② 定期健診受診率がついに6割超え💡

過去1年以内に歯科健診を受けた方は 63.8%

こちらも過去最高の数字です👏

これまでは「歯医者は痛くなってから行くところ」という考え方が主流でしたが、今では「定期的に点検する場所」として定着してきました。

定期健診を受けると…

・むし歯の早期発見・早期治療

・歯周病の予防

・歯石・着色のクリーニングでスッキリ

・咬み合わせや磨き方のチェック

など、たくさんのメリットがあります。車を車検で守るように、歯も定期点検で守ることが大切です🚗🦷

③ 成人の虫歯が増加傾向😢

子どものむし歯は減少傾向にありますが、逆に成人のむし歯は増えています。

特に注目すべきは 15〜29歳の若者世代

なんと 22.3%(5人に1人!) がむし歯を持っているという結果でした😱

甘い飲料や間食の増加、不規則な生活リズム、「若いから大丈夫」という油断などが背景にあると考えられます。むし歯は進行しても自覚症状が少ない場合が多く、気づいた時には大きな治療が必要になるケースも…。

だからこそ 若いうちから定期チェックが大切 です☝️

④ 歯周病は全年代の課題📚

歯を失う大きな原因のひとつである「歯周病」。今回の調査でも深刻さが明らかになりました。

・60代の約6割

・80代でも6割以上

が歯周病にかかっている、あるいはそのリスクが高いという結果に。

さらに驚くべきは 15〜24歳の若者世代でも24.7%(約4人に1人) が歯周病にかかっているというデータです⚡️(過去最高)

「歯周病=中高年の病気」というイメージはもう古いのかもしれません。歯ぐきの炎症や出血は放置すると骨が溶け、最悪の場合は歯を失ってしまいます。

若いうちからの歯ぐきケアが、将来の健康を守るカギとなります💡

まとめ✨

今回の調査結果から見えてきたことは…

✅ 子どものむし歯は減少 → 予防習慣の成果!

✅ 成人・若者世代のむし歯や歯周病は増加傾向😢

✅ 8020達成率・定期健診受診率は過去最高✨

つまり、 「定期健診は子どもだけでなく、大人も一生続けて必要」 ということです。

お口の健康は「その場限りの治療」ではなく「継続的な予防」で守るもの。

当院でも、皆さまが一生自分の歯でおいしく食べられるようにサポートさせていただきます🦷✨

ぜひご家族そろって、定期健診にお越しください😊💕

 

行橋市 すみむら歯科行橋クリニック

 

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